令和7年度の県地域指導者講習会を開催しました

 7月25日(金)の午後1時から、老人大学二階講堂において、令和7年度の広島県地域指導者講習会を開催しました。猛暑が続く中でしたが、およそ90名の出席者の下で定刻に開始。老人クラブの歌の斉唱と市老連綱領の唱和のあと、橋本会長が、今年度の活動のスタンスなどを説明した挨拶を行いました。来賓として、ご多忙の中、遠路はるばるお越しいただいた広島県老人クラブ連合会の新しい理事長に就任された石野義之さん(廿日市老人クラブ連合会会長)から老人クラブの現状と決意の挨拶を受けました。

 今年度の講習会は、新たな企画として、事例発表に代わり、被爆80周年の節目にあたり、平和の尊さを再認識しようと福山市人権平和資料館の寺地靖仁副館長を講師に「福山空襲を振り返り、恒久平和の実現に向けて」と題した講演を約1時間受けました。パワーポイントによる資料の写真を使ったわかりやすい説明で、恐ろしい破壊力を持つ集束焼夷弾や油脂焼夷弾が投下されたことなど、福山空襲の実態をあらためて勉強する機会となりました。

 小休憩の後は、今回ニュースポーツの取り組みとして、ボッチャを知り、ルールを学び、実際にやってみよう!ということで、いち早く取り組みを行っている尾道市老人クラブ連合会にご無理をお願いし、日本ボッチャ教会の公認審判員である「大本勝己さん」を招聘し、講習を受けました。会場に作った2面のコートを使い、希望された方が急造のチームのメンバーとなりゲームを楽しみました。